GMI CloudとMiniMaxが「MiniMax Week」を開催
2026年8月24日から9月6日までの14日間
クラウド基盤を手がけるGMI CloudはMiniMaxと共同で、「MiniMax Week」と題したキャンペーンを実施している。期間は2026年8月24日から9月6日までの14日間で、MiniMaxのAIモデル4種類を無料で利用できる。
無料対象となっているのは、MiniMax M3、MiniMax M2.7、MiniMax Speech 2.8、MiniMax Music 3.0の4モデル。テキスト生成やコーディングだけでなく、音声合成や楽曲生成まで試せる構成となっている。
GMI Cloudのアカウント作成自体も無料で、キャンペーン期間中は対象モデルへのアクセスが開放されている。
無料で利用できる4種類のMiniMaxモデル
テキスト・エージェント向けモデル
MiniMax M3
MiniMax M3は、長時間にわたるエージェント処理やコーディング、ツール利用などを想定したマルチモーダルモデルである。テキストだけでなく画像や動画も入力でき、テキストを出力する。
OpenRouterではコンテキストウィンドウが1,048,576トークンとされており、大規模なコードベースや長い資料などを一度に扱える。無料版の「minimax/minimax-m3:free」も用意され、記事執筆時点では入力・出力とも無料となっている。
OpenRouter上の無料版ではGMI Cloudがプロバイダーとなっており、GMI Cloudによる今回のキャンペーンをOpenRouter経由でも利用できる。
MiniMax M2.7
MiniMax M2.7は、エージェントやコーディングツールでの利用を想定した推論モデルである。ソフトウェア開発では、コード生成だけでなく、ログ分析、バグ調査、プロジェクト全体の実装といった用途も想定されている。
OpenRouterでは通常版のコンテキスト長が204,800トークン、無料版では196,608トークンとされている。GMI CloudのMiniMax Weekでは、M3と同様にM2.7も14日間の無料対象となっている。
なお、Vercel AI Gatewayにも「MiniMax M2.7 (Free)」という無料モデルが掲載されている。ただし、こちらはGMI CloudのMiniMax Weekとは別の提供経路となる。
音声・音楽生成モデル
MiniMax Speech 2.8
MiniMax Speech 2.8は、文章から自然な音声を生成するText-to-Speechモデルである。GMI Cloudは音声生成に加えて、短時間でのボイスクローニングにも対応すると案内している。
動画のナレーション作成、読み上げ機能を備えたアプリの試作、音声コンテンツ制作などに利用できる。MiniMax WeekではGMI Cloud API経由で無料利用できる。
MiniMax Music 3.0
MiniMax Music 3.0は、プロンプトから楽曲を生成するAIモデルである。GMI Cloudによると、1つのプロンプトからボーカルと楽器を含む完成形の楽曲を生成できる。
M3やM2.7とは異なりOpenRouter経由ではなく、GMI Cloud APIから利用する。Speech 2.8と同様、2026年9月6日まで無料対象となっている。
OpenRouterや既存のAI開発ツールから利用可能
OpenRouterまたはGMI Cloud APIから接続
MiniMax Weekの対象モデルは、GMI Cloud APIのほかOpenRouterを利用した接続方法も用意されている。ただし、対応経路はモデルによって異なる。
MiniMax M3とMiniMax M2.7はOpenRouterとGMI Cloud APIの両方から利用できる。一方、Speech 2.8とMusic 3.0については、GMI Cloudの案内ではGMI Cloud APIから利用する形となっている。
OpenCodeやHermes Agentなどにも対応
GMI Cloudは、Pi、Oh My Pi、Hermes Agent、Trae、OpenCodeへのネイティブ統合も案内している。
さらに、BYOK(Bring Your Own Key)方式を利用することで、Claude Code、Codex、Cursorといった既存のAI開発環境から対象モデルを利用する方法も用意されている。
普段使用しているコーディングエージェントのモデルだけをMiniMax M3やM2.7へ切り替えて試す、といった使い方もできる。
無料利用は2026年9月6日まで
キャンペーン終了後は通常料金に戻る
MiniMax Weekの開催期間は2026年8月24日から9月6日までとなっている。GMI Cloudは、無料対象の4モデルについてキャンペーン終了後は通常料金が適用されるとしている。
継続利用を前提としてアプリやサービスへ組み込む場合は、無料期間だけでなく、終了後のAPI料金も確認しておいた方がよい。
動画生成モデル「MiniMax H3」は無料対象外
MiniMaxが提供するすべてのモデルが無料になっているわけではない。
動画と音声を同時生成できる「MiniMax H3」もMiniMax Weekのラインナップには掲載されているが、無料対象ではない。GMI Cloudでは通常料金が適用され、リクエスト単位で課金される。
不正利用には制限が設けられている
GMI Cloudは今回の無料アクセスについて、正当な用途での利用を条件としている。
複数アカウントを作成して無料枠を増やす行為、自動化されたアカウント作成や利用枠の収集、アクセス権の転売などは不正利用として監視対象となっており、該当した場合はレート制限、アクセス停止、アカウント停止などの措置が取られる可能性がある。
無料期間を利用する場合も、通常の開発や検証の範囲で利用する必要がある。


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